2016年3月9日水曜日

iPad Pro Smart Keyboard かんたんレビュー

※別に作ろうとして断念したブログの再録記事

iPad Proを購入された方、あるいは購入を検討している方であれば、純正のSmart keyboardの購入について一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
そこで、少し使用感についてレビューしたいと思います。
それでは、気になった点について記載していきます。
・純正であるため、装着時にしっくりくる
「純正である」という事実に大いに助けられているかもしれませんが、個人的には他者から発売されたキーボードよりもしっくりきます。

・キーが押しやすい

ネット上では賛否両論ありますが、個人的にはなかなか押しやすいと考えています。
日本語ではないUSキーボードということで躊躇している方もいらっしゃると思います。
例えばreturnキー(WindowsにおけるEnterキー)は普通のキーと同じ一列分の高さになっていて、一見打ち間違えやすいようにも見えます。
しかし実際は、打ちにくいということはありませんでした。
日本語キーボードでは「J」から5つのキーを挟んで「Enter」にたどり着きますが、iPad ProのUS式キーボードでは「J」からreturnキーまでに挟まるキーの数が4つとなっています。
そのため、小指でも打つことが容易で便利だと感じています。


・キーボードの切り替え方法がわかりづらい
これはネット上でも既に言われていることなので、簡単に説明します。
図のキーを押すと、現在設定されているキーボードのリストが表示されます。リストの中から、次に使うキーボードを選ぶという仕様です。
例えば現在日本語で文字を入力していて、次にメールアドレスを打つ必要がある場合はこのキーを押して[English]に切り替えることとなります。
仕様自体には問題はないのですが、このキーはマークしか描かれていないので、「キーボードの切り替え」の役割があるということが少しわかりづらいと感じました。
また、キーボードのリストが消える前に打ち始めると別のキーボードが選択されてしまうことがあります。この点には注意が必要です。

・変換候補から適した候補を選択する際に間違う
私がWindowsで使用しているGoogleのIMEでは、「tab」キーを押せば予測変換の候補へと飛びます。
しかし、このSmart keyboardではスペースキーで表示されている予測変換の候補へ移動します。
tabキーを押せば文字が無変換で確定されてしまいます。ここは慣れが必要だと感じました。なお、私はもう慣れました。
・Apple Pencilとあわせて使うには不便
一度ペンを置くという作業が、非常に面倒です。

総評
けっして悪い製品ではありませんが、必須のアイテムではないという世間の意見にも納得がいく品物であることは否定できません。
定価も東プレのキーボードとほとんど変わらないので、無理に買うことはお勧めしません。
しかし、所有していることでの満足感は大いに得られます。Appleファンの方は買いです。
ちなみに、この記事はWordpressのアプリからこちらのSmart Keyboardで執筆しました。
とくに問題なく、記事が完成しています。アプリの使い勝手もとてもよろしいので、今後もiPad Proで記事を書いていきたいと思っています。
ネットサーフィンなどを行う際はApple Pencil、ブログの記事の作成やメモを行う際はこのキーボードというように使い分けるといいかもしれません。
今後気になったことがあった場合は、また述べていきたいと思います。